ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2014.3.28 10:17ゴー宣道場

萱野氏の「ナショナリズム」の考察は素晴らしい


萱野稔人氏の『ナショナリズムは悪なのか』を読んだ。

一気に読んだら少し頭が痛くなった。

一般の生活者には少し難解かもしれない。

一時期、サヨク・リベラル系統の知識人、あるいは

ポストモダンの知識人が、ナショナリズムを批判し、

馬鹿にして相対化するための屁理屈を色々ねつ造していた。

グローバリズムの中で国家の意味はなくなるという説も

流行した。

ナショナリズムは駄目でパトリオティズムならいいと

言う者もいた。

馬鹿馬鹿しいと思いつつ、無視してきたが、ちゃんと

学問的にこれらを否定してくれた良書で、勉強になった。

欧州で起こっている排外主義と、現在、日本で流行している

排外主義は、どこか質が違うと感じるので、

その辺の意見を菅野氏には聞いてみたいと思っている。

 

413日(日曜)の「ゴー宣道場」のテーマは、

憎韓・嫌中ブームの反知性主義を斬る!

ゲストは萱野稔人氏(哲学者)、朴順梨氏(フリーライター)

である。

極右排外ナショナリズムの原因、心因を徹底分析!

今後の対策を議論する。

応募締め切りがもう来週水曜に迫っている。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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